2015/01/25

京都旅宿 月屋

念願の旅宿 月屋に泊まる。
その日は雨の寒い日になった。 



中でも一番小さな部屋〜玄関の真上にあり、通りの様子がうかがえる。
明かり取りには硝子がはめ込まれていて、快適な空間。
ただ天井が斜めに低く、うっかりすると頭を梁に打ちそうになる。



おばあちゃんが住んでた頃はここは荷物置き場になっていて、一日中暗く子ども心にも怖い場所だった。
そこで休んでいると、きっとご先祖さん達が「あれ、孫が寝てるよ」と見てるよ、
と一緒に泊まった友人に言われて、う〜んそうかも・・・。

台所では懐かしい水屋もそのまま使われている。


 

2015/01/13

福田重男さん

何度かTRIO'のピアニストとして登場の福田重男さんが、
初めてご自身のレギュラートリオを連れてSTUDIO73にやって来られる。
 2015年2月1日(日)16:00start

福田重男piano
上村信bass
奥平慎吾drums

いい顔ぶれだな〜楽しみだなあ。



2015/01/12

1月17日

2015年が始まり、
そして17日が巡ってくる〜1995年1月17日、あれから20年が過ぎた。
あの朝から始まった衝撃、慟哭を多くの人は決して忘れていないだろう。
そして生まれた赤ちゃんが成人になるのだ、20年の確かな日々の積み重ね。

阪神から同じ道沿いに住む私達が出来ることを模索して始めたこと、
『阪神大震災で大きな被害を受けた人々、特に子ども達のために、私たちができることは何だろう──音楽に携わる私たちができることは音楽を通していつまでも応援し続けることではないか、STUDIO73に集まった人たちの思いや祈りを音楽に託していこう、そして続けることで、忘れないでいようというメッセージも伝えていこう。』と決心し、応援のためのコンサートを企画した。
STUDIO73を通じて知り合った音楽家たちが「一緒に応援活動をしたい。」とノーギャラでの出演を快諾、他の全ての経費を(人件費やチラシ印刷費など)をSTUDIO73が負担することで、入場料収入の全額を募金することにした。

1995年4月1日から1997年12月 5日まで続けられ、コンサートの入場料収入と当日受付に設置した義援金箱収入の全額を1回分から7回分までは毎日新聞社会事業団の『こども救援金』 に、8回以降は『あしなが育英会震災遺児特定寄付』に贈り、その合計は¥1,270,078 となり、震災遺児のために役立ててもらった。

コンサートのいつもとても暖かい、心がなごむ雰囲気になったのは集まる人たち〜音楽家も聴衆も〜の気持ちが祈りに繋がるものだったからだろう、そして今もその気持ちに変わりはない。

vol.1 フルート・水越典子とピアノ・宮本篤子と共に
vol.2 きよの絵本劇場
vol.3 無国籍音楽ミュージックバザール
vol.4  ラテングループ “トリオ・ロス・エルマノス”
vol.5 百人一首の世界に遊ぶ
vol.6 “LA萠DIE”の歌うクリスマスキャロル
vol.7 風童─尺八3本の魅力
vol.8 フルートの魅力、いろいろな楽しみ方
vol.9 エリザベス朝のポピュラー音楽
vol.10 ピアノの名曲を集めて
vol.11 トリオ・ロス・エルマノスとアルパ&ギターデュオ
vol.12 箏の音


しかしこれ以上の災いはないだろうという気持ちを打ち砕き、再び大災害が東北で起こってしまった。
私達は何をすべきか、何ができるかを問われ続けるのだ。