本番2週間前の今日、公開リハーサルが行われた。
当日、さまざまなお手伝いをする「高瀬佳子を聴く会」のメンバー達が集まって聴く。
映像も撮って多方面からチェックも。
本番通りのプログラム
「曲目は子供の頃から親しんできた
モーツァルトのソナタ、私のミュンヘン留学のきっかけとなったベートーヴェン「熱情」ソナタ、ショパンの傑作であ
る「葬送行進曲」付きのソナタ、ロシアの作曲家メトネルの魅力溢れる作品、そして十河陽一の「春ふたたび」を平和への願いと希望をこめて演奏したいと思
います。 」
高瀬佳子ピアノリサイタル
7月11日(土)午後2時開演
兵庫県立芸術文化センター小ホール
STUDIO73は1980年、大阪と京都のちょうど真ん中に位置する高槻の街に生まれました。音楽を中心にさまざまな催しが73人で一杯という小さな空間で繰り広げられています。これまで多くの素晴らしい音楽との出会いを見つめてきたプロデューサー、川中洋子がそんな素敵な音や人のことを綴ります。
2015/06/27
2015/06/21
作庭家 重森三玲
三味線の重森三果さんと宝塚のお寺での公演でご一緒した折にお寺にあり、見せて頂いた「重森三玲の作品集」。
重森三玲は三果さんのお祖父さま。
彼が作ったお庭のいくつかはこれまでも見る機会があったが、
こうして作品集として多くの写真と解説を読むと、改めてじっくりと鑑賞したくなった。
それに偶然、最近NHKの「日曜美術館」で取り上げられ、重森三玲の庭を造るさまざまな視点が紹介され、ますます興味は高まる。
作品集を早速手に入れる。
永遠のモダンを求めつづけたアヴァンギャルド。
重森三玲は三果さんのお祖父さま。
彼が作ったお庭のいくつかはこれまでも見る機会があったが、
こうして作品集として多くの写真と解説を読むと、改めてじっくりと鑑賞したくなった。
それに偶然、最近NHKの「日曜美術館」で取り上げられ、重森三玲の庭を造るさまざまな視点が紹介され、ますます興味は高まる。
作品集を早速手に入れる。
永遠のモダンを求めつづけたアヴァンギャルド。
2015/06/20
JUGALBANDI ジュガルバンディ
シタール奏者井上憲司さんが今年は隔月でSTUDIO73で演奏されていますが、7月には北インドの2つの撥弦楽器、シタールとサロードによる「JUGALBANDI」をお送りします。
「JUGALBANDI」とはヒンディー語でデュエットという意味。
サロードは固い一本木(通常チークか紅木)をくりぬいた共鳴胴に羊の皮をかぶせ、指板は金属板が貼られ、フレットはありません。ココナッツや水牛角製の三角形のピックで演奏されます。
長くインドで修行を続けるサロード奏者、山本周司さんはUstad Amjad Ali Khan氏に師事。
実は山本周司さんは2003年以来の久しぶりの登場です。
二人にとっても久しぶりの共演。
JUGALBANDIはどんな展開を繰り広げるのでしょう~わくわくします。
異なる音色が絡みあいながらラーガ(旋律)を浮き彫りにし、
それをタブラの独特な響きとリズムが支えます。
2015年7月12日(日)
開場3:30p.m. 開演4:00p.m.
出演
シタール/ 井上憲司
サロード/山本周司
タブラ/クル・ブシャン・バルガヴァ
料金
前売券 ¥3,000 当日券 ¥3,500 学生¥2,000
井上憲司さんのブログにも
「JUGALBANDI」とはヒンディー語でデュエットという意味。
サロードは固い一本木(通常チークか紅木)をくりぬいた共鳴胴に羊の皮をかぶせ、指板は金属板が貼られ、フレットはありません。ココナッツや水牛角製の三角形のピックで演奏されます。
長くインドで修行を続けるサロード奏者、山本周司さんはUstad Amjad Ali Khan氏に師事。
実は山本周司さんは2003年以来の久しぶりの登場です。
二人にとっても久しぶりの共演。
JUGALBANDIはどんな展開を繰り広げるのでしょう~わくわくします。
異なる音色が絡みあいながらラーガ(旋律)を浮き彫りにし、
それをタブラの独特な響きとリズムが支えます。
2015年7月12日(日)
開場3:30p.m. 開演4:00p.m.
出演
シタール/ 井上憲司
サロード/山本周司
タブラ/クル・ブシャン・バルガヴァ
料金
前売券 ¥3,000 当日券 ¥3,500 学生¥2,000
井上憲司さんのブログにも
2015/06/13
京都府庁旧本館 正庁
明治37年に建てられたルネサンス様式の煉瓦造り。
昭和46年まで京都府庁の本館として使われていたが、平成16年に国の重要文化財に指定されている。
その中の正庁は和風建築の中でも格式の高い折上小組格天井を持ち、多くの式典が行われてきたところ。
ここが広く催し会場として開放されていると聞いて、見学に行く。
昭和46年まで京都府庁の本館として使われていたが、平成16年に国の重要文化財に指定されている。
ここが広く催し会場として開放されていると聞いて、見学に行く。
赤い絨毯の格調高い雰囲気〜ここに相応しいコンサートができるかな〜
2015/06/11
ピアニスト高瀬佳子さん
来る7月11日の兵庫県立芸術文化センター小ホールでのピアノリサイタルに向けて、
高瀬佳子さんからメッセージが寄せられました。
高瀬佳子ピアノリサイタル
~音の向こうに見えるもの~
今回は「音の向こうに見えるもの」という副題をつけさせていただきました。
私がピアノを続けてこられた理由は、音楽をとおして、なにか深遠な世界や重みのある人生を垣間見せてくれるような、素晴らしい音楽家と出会えたからなのだと思います。聴こえるものは音なのですが、そこには作曲家の様々な思いと共に、音の向こうに、言葉にはできない心ふるわされる世界があると信じさせてもらった体験があるからです。
私自身はとても不器用で非力なの に、音楽にそのようなものをいつも求め続けてしまう、いつかそのような世界を表現できたらと願い続けてピアノに向かっているような気がします。
曲目は子供の頃から親しんできたモーツァルトのソナタ、私のミュンヘン留学のきっかけとなったベートーヴェン「熱情」ソナタ、ショパンの傑作であ る「葬送行進曲」付きのソナタ、ロシアの作曲家メトネルの魅力溢れる作品、そして十河陽一の「春ふたたび」を平和への願いと希望をこめて演奏したいと思います。
兵庫県立芸術文化センターは、私もいつかここでリサイタルをしてみたいと思っておりました、今や音楽家やクラシックファンにも大人気のホールです。西宮市にありますが、大阪や京都の方は、たとえば阪急の十三駅から神戸線で特急に乗れば11分で着く西宮北口駅で降り、駅から連絡通路で直結している、大変行きやすい場所です。
私自身の個人的な節目の年に、そしてなんと偶然、私が尊敬していた指揮者、故チェリビダッケ氏の誕生日にその念願がかない、『高瀬佳子を 聴く会』という常に私の演奏活動を支えていただいている団体の大きなご 協力のもと、幸せな気持ちで開催させていただきます。いつも温かな気持ちで支えてくださる皆様に感謝しながら、今の自分にできる精一杯の表現をしたいと思っております。
お忙しい中、誠に恐縮ですが、ご来聴いただければ大変嬉しく思います。(高瀬佳子)
一人でも多くの方に聴いて頂ければと思います。
私も受付のお手伝いをしていますので、見かけられたらお声を掛けて下さい!
高瀬佳子さんからメッセージが寄せられました。
高瀬佳子ピアノリサイタル
~音の向こうに見えるもの~
今回は「音の向こうに見えるもの」という副題をつけさせていただきました。
私がピアノを続けてこられた理由は、音楽をとおして、なにか深遠な世界や重みのある人生を垣間見せてくれるような、素晴らしい音楽家と出会えたからなのだと思います。聴こえるものは音なのですが、そこには作曲家の様々な思いと共に、音の向こうに、言葉にはできない心ふるわされる世界があると信じさせてもらった体験があるからです。
私自身はとても不器用で非力なの に、音楽にそのようなものをいつも求め続けてしまう、いつかそのような世界を表現できたらと願い続けてピアノに向かっているような気がします。
曲目は子供の頃から親しんできたモーツァルトのソナタ、私のミュンヘン留学のきっかけとなったベートーヴェン「熱情」ソナタ、ショパンの傑作であ る「葬送行進曲」付きのソナタ、ロシアの作曲家メトネルの魅力溢れる作品、そして十河陽一の「春ふたたび」を平和への願いと希望をこめて演奏したいと思います。
兵庫県立芸術文化センターは、私もいつかここでリサイタルをしてみたいと思っておりました、今や音楽家やクラシックファンにも大人気のホールです。西宮市にありますが、大阪や京都の方は、たとえば阪急の十三駅から神戸線で特急に乗れば11分で着く西宮北口駅で降り、駅から連絡通路で直結している、大変行きやすい場所です。
私自身の個人的な節目の年に、そしてなんと偶然、私が尊敬していた指揮者、故チェリビダッケ氏の誕生日にその念願がかない、『高瀬佳子を 聴く会』という常に私の演奏活動を支えていただいている団体の大きなご 協力のもと、幸せな気持ちで開催させていただきます。いつも温かな気持ちで支えてくださる皆様に感謝しながら、今の自分にできる精一杯の表現をしたいと思っております。
お忙しい中、誠に恐縮ですが、ご来聴いただければ大変嬉しく思います。(高瀬佳子)
一人でも多くの方に聴いて頂ければと思います。
私も受付のお手伝いをしていますので、見かけられたらお声を掛けて下さい!
2015/06/09
新内 重森三果さん
三味線の重森三果さんとシタールの井上憲司さんが舞踏とのコラボをすると聞いて宝塚の山奥のお寺、
万正寺に行く。
こんな山奥のお寺に人は集まるのかな〜と少し思っていたら、
時間になると次々と人がやって来る。
まずは近所のお茶のお師匠さんが点てて下さる薄茶を頂く。
お菓子はなんとお師匠さんの手作りの春の香りがたっぷりのヨモギ餅。
何てとろけるように、美味しいのだろう!
ほっこりしたところで音楽が奏でられ、
栗太郎さんと徳阿礼さんの舞踏が始まる。
土着の踊りと言ったらいいのだろうか、何となくおかしくて楽しい。
重森三果さんと井上憲司さんの音楽も自然に響き合って、気持ちいい〜
のどかな山の風景と音楽が見事に溶けあっていた。
万正寺に行く。
こんな山奥のお寺に人は集まるのかな〜と少し思っていたら、
時間になると次々と人がやって来る。
まずは近所のお茶のお師匠さんが点てて下さる薄茶を頂く。
お菓子はなんとお師匠さんの手作りの春の香りがたっぷりのヨモギ餅。
何てとろけるように、美味しいのだろう!
ほっこりしたところで音楽が奏でられ、
栗太郎さんと徳阿礼さんの舞踏が始まる。
土着の踊りと言ったらいいのだろうか、何となくおかしくて楽しい。
重森三果さんと井上憲司さんの音楽も自然に響き合って、気持ちいい〜
のどかな山の風景と音楽が見事に溶けあっていた。
登録:
投稿 (Atom)