2013/06/03

雨のラーガ

4月13日、STUDIO73で演奏された北インド古典音楽は「春のラーガ」。
その悠々とした流れの中で、春の花が咲き始める様子を思い浮かべる内に、
徐々に高揚してまさに花々が咲き乱れるさまへ。

1曲が100分を越える演奏だったが 聴いている人たちは身も心も浸っているかのよう〜
ゆったりとした時間が流れる。

ラーガは演奏される季節や時間が定められているため、
準備していても演奏する時間に気温が変わると、
急にプログラムが変更されることがある。
気温の変化が激しかった頃だったので、どうなるかな?と少々気を揉んでいたが、 
春らしい暖かな夜に、ようやく春のラーガが流れた。



終演後、身体まで解放されたと言うお客さまから次のliveのリクエストが。
そして次に弾きたい曲は何ですか?
尋ねられたシタール奏者は即座に「雨のラーガ」と答え、
じゃあ梅雨の頃にまた来ます~ということに。
       
身も心も委ねてみよう。

この二人の奏者の雨のラーガ、

どんな情景を見せてくれるのだろう・・・