2014/03/13

ラーガ ジンジョッティ

3月9日、初お目見えの両面太鼓パカーワジ。
チャパティと同じ要領で練った全粒粉小麦粉を太鼓の一面に毎回貼ってはがして使う準備の様子を、
絶対面白いからとシタール奏者に勧められてお客様に披露してもらうところからliveが始まる。





そしていよいよ演奏されたのは「ラーガ ジンジョッティ」。
井上憲司さんが直前までコルカタの師匠の元で弾き続けていたというラーガは
これまで聴いたそれとは全く違う広がりとうねりと
甘美さを感じさせるものだった・・・
パカーワジの圧倒的な響きもその場の空気を包み込み、ますます気分を高揚させる。

2時間半という長い演奏にそれぞれの聴き方〜目を閉じて、テンポに合わせて呼吸して、揺れて〜
でありながら食い入るように聴くお客様たち。
そう、何て素晴らしいお客様たち!
これは奏者にとっても感動的なことだったらしい。

まさにこの場にいたことに感動。
二度と味わうことの出来ないこの瞬間。




リハーサル中




インド土産の豆を入り口で一人一人に手渡して、ボリボリ食べて頂く。
あとでちょっと辛くなる。