2015/11/25

第10回 悲願会


「第10回 悲願会」
悲願に生きる菩薩行の実践
~一切衆生の成佛を信じ、被災者の悲しみに心を重ね、
被災地の復興に関わる決意を表し、
各々が今後の生き方や社会のしくみ作りについて考える5日間~

いよいよ本日から開催されます。


「東北地方太平洋沖地震と大津波、福島第一原子力発電所の事故から4年7か月が経ちましたが、福島県だけではなく岩手県と宮城県沿岸部も決して大震災後ではなく大震災真只中です。佛教における「悲願に生きる」とは一切衆生の成佛を願い、全ての生きとし生けるものに対する慈しみと悲しみの想いを表す行を実践することにあると存じます。被災者全員が大地震前の日常を取り戻されるまでには未だ道半ばです。引き続き、被災者の哀しみに心を寄り添う想いを表すべく、11月25日(水)~11月29日(日)に第10回「悲願会」と称し、法要、コンサート、慈悲市(バザー)、美術作品の展示、茶会などを執り行います。

 皆様方からの浄財は現地で被災者支援をされている団体に寄付いたします。ご友人・知人をお誘いになられ、多数の皆様方が被災者に心を重ねる想いを表して下さいますよう、ご参加をお待ち申し上げております。合掌」

                              法然院 貫主 梶田真章