2012/02/29

練習・練習そして練習






今週金曜日と日曜日のコンサートのための高瀬佳子さんのリハーサルが連日、STUDIO73で行われている。

それは孤独な時間。
そして、この上もなく濃密な時間。

ステージに懸けるその一途な想いにいつも心打たれる。






2012/02/26

法然院で


春の音楽会のリハーサルで京都・鹿ヶ谷の法然院を訪れる。





昨年、お庭に建立された陶芸家、中野亘さんの作品。
題名を記したプレートが少し離れた所にひっそりと置かれていた。



「聞思得修信之庭」


風と土の声が、そして祈りの歌が聴こえるよう〜




2012/02/07

高瀬佳子コンサートシリーズvol.18

願わくば、心から心へ〜ベートーベン
作曲家の真実の言葉には心に深く響く含蓄あるものがあり、
 そんな作曲家の心情を感じながら聴く作品にはこれまでにない親しみと共感を覚える。
そんな楽しみがこのシリーズにはある。
高瀬佳子さんの息遣いまで聞こえる空間での心温まるコンサート、いらっしゃいませんか?

第1公演 2012年3月2日(金)open18:30 start19:00
第2公演 2012年3月4日(日)open14:30 start15:00
ピアノ演奏とおはなし:高瀬佳子 

料金●前売券¥3000 当日券¥3500

Program●
モーツァルト/幻想曲 ニ短調 KV397
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
ショパン/華麗なる大円舞曲 Op.18
舟歌 Op.60
チャイコフスキー/ナータ・ワルツ
ベートーヴェン/ソナタOp.110
・・・ほか



2012/02/01

指揮者ゲルハルト・ボッセ氏が

今日、お亡くなりになられた。


90歳とはいえ、昨年までの溌剌とした指揮振りに何度も胸が熱くなった。
大柄の身体を少し猫背でステージを歩かれ、
レッスンや合奏のリハーサルにSTUDIO73を時々使って下さった。

いつも傍らに美智子夫人が寄り添っていらっしゃった。
もともとドイツ人のボッセ氏の通訳者として日本での音楽祭などで活躍され、
STUDIO73でも音楽教育家として活動されていた美智子さん。
親子ほど年の違うボッセ氏と結婚されると伺った時は、初めは驚いたものの、
すぐに音楽もドイツ語も精通している素晴らしい伴侶になられると確信したが、まさにその通り。

小柄な美智子さんが大柄のボッセ氏を支えて歩かれている姿を思い出す。

心よりご冥福をお祈りします。