2012/12/17

LA萠DIEクリスマスコンサートを終えて

響き合うこと、それは一つの響きに向かって気持ちを合わせること。




リハーサル風景
教会の2階にまで響き渡る美しいハーモニー





2012/12/15

山下洋輔スペシャル・ビッグバンド

熱い感動の渦の会場を後にして・・・




兵庫県立芸術文化センター大ホールは大きな渦が巻いていた。
凄腕ジャズマン達のビッグバンドの圧倒的な音の深さ、輝き、美しさ、そして弾ける楽しさ!
ムソルグスキーの「展覧会の絵」があんなになるなんて!
山下洋輔さんの凄さにまた胸が熱くなる。







2012/12/08

福田バー

高槻のとっておきのBar
カウンターに座っていつも注文するのは季節のカクテル〜今夜は秋から冬にかけてのカクテル。
クアントロやリキュールが加わっている栗のペーストの上に、
何と日本酒がゆっくりと注ぎ込まれる。
スプーンでそっとグラスの底から栗のペーストをすくい、端に少し日本酒を乗せて口の中に。

秋の残りを感じさせる濃厚な味




カウンターの端には知り合いの顔が、
そして新たに入ってきた人も、あれ、お久しぶり。
そんな街の中の大切な場所。




2012/12/07

今日の錦市場は

12月に入ったばかりなのに、もう年の瀬の雰囲気。 





2012/12/02

第4回悲願会



〜一切衆生の成佛を信じ、被災者の悲しみに寄り添い、
被災地の復興に関わる決意を表し、各々が今後の生き方や社会のしくみ作りについて考える一週間〜


今秋、共に東北を演奏しながら廻った「えん」の今日の舞台のお手伝いに法然院に行く。
はるばる遠方よりよく来てくれたと私たちに声を掛けて下さった被災された方々の じっと耐えていらっしゃる姿を思い出しながら。

2012/11/27

MABULで

JR高槻駅のすぐそば、グリーンプラザ3号館の地下奥にある欧風料理のお店「MABUL」で
ピアノの生演奏を聴きながらWineを飲む。
ゆったりとした雰囲気に包まれる。
この日は歌手も登場、いっそう楽しい気分!

太田シェフの作る料理はどれもお洒落で美味しくて、
少しずついろいろなオードブルをつまみながら飲むWineがますます美味しい!




STUDIO73はスペースの余裕が少なくて、お酒を飲みながら音楽を楽しむことは
ほんの数回しかできず、それもお客様にグラスを渡すことさえ大変、
ゆったりと一緒に楽しみたいなと思うことが時々あった・・・





2012/11/06

LA 萠 DIEクリスマスコンサート

恒例のカトリック高槻教会でのクリスマスコンサートが今年は12月16日に開催される。




LA 萠 DIE(ラ・モエディ)は、
天使の歌声と評されて日本国内はもとより、
フランスを中心にヨーロッパでも活躍しているソプラノ歌手、
松井智恵さんにより結成されたコーラス・グループ。
透明感あふれる自然な発声による素直で暖かなハーモニーが
優しく、柔らかく包み込む。


聖歌と、古くから歌われてきたクリスマスの歌を、
響きの素晴らしい高槻のカトリック教会でお楽しみください。
そうまるで、天井から天使の歌声が舞い降りてくるかのよう・・・


LA 萠 DIE クリスマスコンサート
“冬のカンティレーナ” 

2012年12月16日(日)
開場3:30p.m. 開演4:00p.m.

●会場
カトリック高槻教会
(高槻市野見町2-26・高槻現代劇場北隣)

●入場料
¥3,000(前売券)¥3,500(当日券)

●出演
松井智恵(ソプラノ・ディレクター)
LA 萠 DIE (コーラス)
上原奈未(シンセサイザー・アイリッシュハープ・編曲)
西村由紀子(シンセサイザー・シター)
賛助出演:中村洋彦(リコーダー・歌)
舞台美術・照明:中野亘

●プログラム
声が響き渡り
私は心から歌う
ヒイラギとつた
ベツレヘムへの小道・・・ほか

●主催
LA 萠 DIE

●前売り・お問い合わせ
サクソン・イベント室 tel=072-672-7512     


STUDIO73HPからも予約が出来ます。




2012/10/29

桂工楽部の展覧会

今年も開催される現代手織「桂都楽(かつら)展」
いつも11月にSTUDIO73で手で紡ぎ出される温もりに出会える。





11月10日(土)〜12日(月)
11:00 ~17:00(最終日のみ〜14:00)



京大農場

京大農場オープンハウスが11月3日(祝)に開催される。

昭和3年に開設された、高槻の街の真ん中に位置するこの貴重な財産というべき場所、
京大農場が学研都市に移転する計画が進んでいるらしいということは聞いていた。
その行方は気になるところだが、
今回の京大農場が初めて企画したオープンハウスは、
「環境と農業」のテーマによる公開講座、
「イネの収穫」などの農業体験実習、
「渋柿の渋抜き」、
「お米の美味しさを調べる」などの公開ラボ、
農場を案内する農場ツアーおよび農産物即売などのイベントが満載。

その上、馬車が市内を巡回するとか。
馬車に乗りたい人は11時に京大農場に集まって下さい!




2012年11月3日(土曜日)9時30分~16時00分

農学研究科附属農場(大阪府高槻市八丁畷町12-1)
【アクセス】阪急「高槻市」下車 徒歩15分、または
JR「高槻」下車 徒歩20分



2012/10/28

重森三果さんの会

今年、八代目「新内志賀」を襲名された重森三果さんの新内を聴く。
会場は京都芸術センター大広間。
新内は哀切で官能的な節回しで、人間のこころをうたい語る浄瑠璃。

「恋娘昔八丈」
「不断櫻下総土産」
「大江山の酒呑童子」


 女の、夫婦の、そして親子の心模様を切々と語る重森さんの浄瑠璃に心奪われる。
思わず身を乗り出し、涙しながら聴き入る。


 雨の中、大賑わい



 静かに開演を待つ舞台



2012/10/09

日没後から夜中のRaga

シタールの井上憲司さんとタブラの吉見征樹さんのLiveが終わった、
というか終わってしまった・・・いつまでも聴いていたかった音楽。

北インド古典音楽は演奏する季節や時間が定められているが、
今回は日没後の演奏なので、
選ばれたのは「ジンジョティ」
これを演奏していると虫や鳥が鳴き出すらしい。
今の季節にぴったりの、音が沁み入るような心地よさ。

そして「マルコンス」
夜中に演奏されるRaga
コルカタで10月に繰り広げられるお祭り「ドゥルガ(女神)プージャ(お祭り)」
でよく演奏されるとのこと。
どんどん盛り上がっていって、最後は炸裂!

全員放心状態。




写真はチューニング中にお話しでも絶好調の吉見大御所。
12年振りの登場、
変わらないおかしさだが、すっかり大御所と呼ばれるタブラ奏者に。



2012/09/21

井上憲司さんと吉見征樹さんがSTUDIO73に


「北インド古典音楽」
インドの弦楽器、シタール奏者の井上憲司さんの音楽は、艶やかで美しく、その豊かな表現は奔放かつ繊細です。
 
そして吉見征樹さんのタブラは自在に絡みつく演奏で、太鼓でありながらもメロディアス、タブラであらゆるジャンルとの共演をこなす超人気者。

北インド古典音楽は、
中世より北インドの宮廷で育まれてきた即興音楽です。
インドでは太古より様々な種類の音階形と旋法があり、それをラーガと呼び、その数は数百種類が伝えられています。
また、それぞれのラーガは演奏する時間帯や季節などがあらかじめ定められていますが、そこからさまざまな即興が繰り広げられます。
 
今回は秋の夕方から夜に掛けての時間帯、さあどんなラーガが演奏されるのでしょう。

この素晴らしい二人のスリリングな演奏を心ゆくまでお楽しみ下さい。
みなさまのお越しをお待ちしています。

2012年 10月7日(日)
開場6:00p.m.   開演6:30p.m.
 
出演
シタール/井上憲司
タブラ/吉見征樹
 
料金
前売券   ¥3,000

当日券   ¥3,500           
 
会場
STUDIO73
(高槻市高槻町6-26) 
 
予約・お問い合わせ
STUDIO73
Tel(事務所)=072-661-7300
E-mail=studio73@saxonz.com
URL=http://www.saxonz.com/studio73/

2012/09/20

吉見征樹さん



タブラ奏者の吉見征樹さんが実に12年降りに10月7日にSTUDIO73に登場!

その12年前というのは〜

JAZICOという今や幻とまで言われているグループの小編成でシタール、タブラ、ベースギターという3人でやって来た時。

JAZICOというのは、
1991年井上憲司がジャンルやスタイルを超えて集めた、
シタール、ヴァイオリン、ギター、ベース、タブラの5人の希有な才能を持つ男たちの超無国籍音楽集団。

エスニックもクラシックもワールドもロックもさまざまなエッセンスが混じり合う。
JAZICOの音楽はネオ・グローバル・ミュージックとでも表現したらいいのだろうか。
それぞれの楽器では充分過ぎるほどの実力揃いで、
テクニックだけではない彼らの音楽性でまさに世界に通じる「音」を持つ。
不思議な魅力で聴く人を空に漂わせる。

ファーストアルバム『JAZICAL WORLD』から15年を経て、
2009年多くのファン待望のセカンドアルバムが「音や金時」開店10周年記念版としてリリースされた。
 しかし、その後もライブで彼等を聴ける機会がほとんどない!


シタール 井上憲司
ヴァイオリン 太田恵資
ギター 宮野弘紀
ベース&カリンバ 山田晴三
タブラ 吉見征樹

もう彼等の名前を見ただけで、その凄さが想像できるのはないだろうか・・・


そして何と今月2日続けてJAZICO Liveが東京と柏市で開催されると言う。

9/26(Wed)
18:30open 19:30start
料金:¥3000
会場:音や金時(西荻窪)
東京都杉並区西荻北2-2-14喜志コーポB1
TEL03-5382-2020

9/27(Thu)
18:30open 19:30start
料金:前売¥3,000  当日¥3,500+DRINK
柏市柏1-5-20 プールドゥビル5F
TEL047-164-9651




2012/09/16

えん 三陸邦楽の旅

「えん」の伊藤和子さんと娘の志野さんとの東北・三陸の邦楽の旅を終え、
日常の生活に戻って思うこと


この1年半の間、何一つ復旧しないままに放置されている人々の何と多いことか。
それでも耐え、忍び、静かに暮らす人々の何という我慢強さ。
仮設住宅や仮設店舗で出会った方々のふとした時に見せられる悲しみに満ちた目。

東北から離れて暮らす私たちは何をしたらいいのか、
心のどこかでいつもそれを問いながら生きていかなければならない。





2012/09/14

陸前高田 松原苑のみなさんと

演奏のあと、お琴を触ってみませんか?と声を掛けると、しずかに聴いて下さっていた方々が控え目に、でもどんどん夢中に琴を爪弾かれる様子に、思わず涙が溢れてきます。
津波はどんなに怖かったことでしょう、どうかお元気でお過ごしになって下さい。

2012/09/09

陸前高田の海岸にて

公演前に海岸でお昼ご飯を食べました。ここも何もかも流された土地。
船を手入れされていた漁師さんが~津波に追いかけられ間一髪で車で逃げられたと話されました。

気仙沼から

これから陸前高田に向かいます。
あらゆるものが失われた風景を目の前にして言葉を失う。

南方仮設住宅にて

志津川から避難してきている方々に琴や三味線の音を聴いてもらいました。

2012/09/08

これから

南三陸町志津川
何もない風景
ここから避難している方々に会いに行きます。

2012/09/04

リハーサル終わったら

たちまち美味しい料理が待っていて、ワインと共に楽しい食事が始まりました。
このひとときも40年間続いてきた、大切な習慣。

リハーサル



9月15日のダンスリー・ルネサンス合奏団のコンサートに向けて、リハーサル中。

2012/08/18

高瀬佳子ピアノリサイタル

9月22日に高槻現代劇場にてピアノリサイタルを開く高瀬佳子さんから
メッセージが届きました。
 
 
 
 
 
 「演奏を通して、それぞれの作曲家の、人間としての豊かな個性を少しでも感じとっていただき、その生き様を描いたような魅力的な作品に共感していただけたら、という思いからプログラムを組みました。
 
 曲目は、ベートーヴェン晩年の深い絶望と生きる喜びが凝縮されたようなソナタを中心に、ロマン派の旗手であるシューマンらしさが滲み出ている小品の数々、大変親しみ深い歌をモーツァルトの素晴らしいセンスで聴かせる変奏曲、多くの人々から愛され続けているショパンのポロネーズや舟歌、聴力を失ってからも書き続けたチェコのスメタナの作品、そして十河陽一の愛らしい小品を並べてみました。

 すでに三度目となりますが、将来を担う感受性豊かな青少年たちにもリサイタルに来ていただきたいと願い、小・中・高校生50名をご招待しています。
 毎回多くの子供たちが想像以上に良いマナーで聴いてくださり、嬉しい感想も沢山いただきました。中には、初めて音楽ホールに入場したことだけで感動した子供がいて、驚きと共にこのような機会を作ることができたことに喜びを感じました。
 そして恒例になっている公開リハーサル&プレイベントも、9月13日(木)午後6時30分から予定しております。今回のプレイベントのテーマは「十人十色のピアニストたち!」 
 すでに演奏希望者の申し込みを多数受けており、年齢も異なるいろいろな方に演奏参加していただいて、音楽の面白さを分かち合おうと思っております。
 
 今回もまた「高瀬佳子を聴く会」という私の演奏活動を支えてくださっている方々の集まりが主催してくださいますし、高槻まちづくり株式会社が淀川・高槻市鵜殿のヨシ紙を提供してくださって、それを当日お配りするプログラムに使わせていただきます。そして、高槻市教育委員会が後援してくださることで、小・中学校にチラシを配っていただくこともできました。
いつもながら様々な方のお力を借りて開催させていただきますリサイタル、この幸せに感謝しながら、今の自分にできる精一杯の表現をしたいと思っております。        
                              高瀬佳子」



高瀬佳子ピアノリサイタル

日時:2012年9月22日(土・祝)午後2時開演(午後1時30分開場)

会場:高槻現代劇場中ホール

主催・問い合わせ:高瀬佳子を聴く会 ℡072-685-0466(アートデアートビュー内)
共催:公財)高槻市文化振興事業団
後援:高槻市教育委員会
協力:高槻まちづくり株式会社 ムジカ工房 STUDIO73 アートデアートビュー 
   カワイ楽器高槻ショップ

入場料:一般  前売り3000円 当日3500円
(全席自由)  友の会 前売り2700円 当日3150円
★小・中・高校生50名ご招待

チケット取り扱い:
●高槻現代劇場 072-671-9999 (受付は午前10時~午後5時)
 高槻現代劇場HPからインターネットでもお求めいただけます
●アートデアートビュー 072-685-0466(火曜日定休日)
●ムジカ工房 072-689-0727
●STUDIO73 072-661-7300
●ぷちばんさん 072-685-7068
●カワイ楽器高槻ショップ 072-681-2731


★プログラム
・シューマン   色とりどりの小品より

・モーツァルト 「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による
         12の変奏曲(きらきら星変奏曲)

・ショパン       舟歌 Op.60
         ポロネーズ Op.53(英雄ポロネーズ)

・ベートーヴェン ソナタ第31番Op.110

・十河陽一    3つの小品

・スメタナ    夢~6つの性格的小品~より「ボヘミア農民の祭り」


公開リハーサル&プレイべント「十人十色のピアニストたち!」
 
9月13日(木)午後6時30分開演(午後6時より入場受付)
リサイタル直前のピアニストの準備・練習の場を見学できます。欧米では演奏会のリハーサルがしばしば無料で公開され、一般の人が音楽を創造する場を身近に感じることができる機会が提供されています。ぜひ公開リハーサルにも足を運び、緊張感あふれる瞬間を体験してください!曲にまつわるお話なども聞くことができます。

また今回はプレイベントとして「十人十色のピアニストたち!」も開催いたします。
多くの作曲家たちは音楽を楽譜として残してきました。楽譜はそれを読み取り演奏することによって、音楽を再現できるという便利なものです。しかし、同じ楽譜でも、それぞれの人間によって演奏されるものですから、全く同じ音楽にはなりません。これは現代劇場中ホールの舞台で、何人かの方に、同じ曲をスタインウエイのピアノで弾いていただき、演奏によって同じ曲がそれぞれこんなに違うということを皆さんに聴いて楽しんでいただくというイベントです。是非ご参加ください!

★あなたも演奏してみませんか?
演奏参加者を募集しています。希望者はメール(takasekikukai@gmail.com)や電話(072-685-0466)にてお知らせください。
演奏曲は、楽譜を高槻現代劇場やカワイ楽器高槻ショップ(JR高槻駅前松坂屋・南側)で無料で受け取ることができます。また上記のメールやお電話にご連絡くだされば、メールでの送付や郵送もさせていただきます。年齢不問、初心者から上級者までレベルも問いません。少しでもピアノを演奏できる方、譜読みが簡単な曲ですのでどうかお気軽にご参加ください。尚、希望者が多い場合は先着順とさせていただきます。

★小・中・高校生を50名ご招待
初めてクラシック音楽を聴いたのはいつでしたか。心に残るクラシック音楽はありましたか。
クラシックは作曲家が楽譜に書いて残した音楽です。そこには、作曲家の生きた場所、時代などが影を落とし、作曲家自身のさまざまな想いや生き方がこめられています。そして、今でもこうして愛されているのは、きっと今の私たちにも共感できる大切な何かが含まれているからで、それは時に勇気を与えてくれる励ましであったり、優しい慰めだったりします。
今回は、クラシックにあまり馴染みのない若い人たちに、聴きに来ていただこうと、小・中・高校生を、50名をご招待いたします。どうか、ふるってお申し込みください。(応募多数の場合は抽選。抽選日は8月20日、チケットの発送をもって発表に代えさせていただきます。)  


2012/08/13

第18回全国学生邦楽フェスティバル

楽しく、かつ怒濤の2日間が終わった・・・
この大きなイベントに関わってきた全ての人たちの熱い想いを何度も何度も感じ、そして勇気をもらった。




 1日目の朝早く、ワクワクしながら京都芸術センターの門が開くのを待っている





鑑賞会のリハーサル風景

邦楽界のこれからを引っ張って行く若手奏者の何と素晴らしい演奏!!
舞台を降りると学生に向けての講習会、調弦、アドヴァイスと会場内を走り回って大活躍





古典曲をじっくりと勉強する学生たち
先生方の熱心な指導には頭が下がる思い


そして何よりもこのフェスティバルを一人で続けて来られた「えん」の伊藤和子さんに深い感謝を〜
伊藤さんのためならとこんなにも多くの人たちが応援に集まって来ているのですよ。







2012/08/04

ダンスリー・ルネサンス合奏団コンサート

日本における古楽(EARLY MUSIC)演奏の代表と称される
「ダンスリー・ルネサンス合奏団」の結成40周年を記念して開催されるコンサート


1972年、リュート奏者岡本一郎を中心に結成され、古楽の楽器〜リュート、ヴィオール、レベック、フィーデルなど〜と歌により、中世・ルネサンス時代のヨーロッパ音楽を演奏。

フランス、日本の各地でコンサートを開催、アルバム制作も多数、現在まで素晴らしい活動を続けている。

今回は結成40周年のヒットメドレー「久しぶりだよ、ダンスリー」と銘打ってこれまでCDに収録された名曲が演奏される。





第1部 中世ーフランス・スペイン・ドイツの音楽
 第2部 ルネサンスーフランス・スペインの歌と舞曲

<出演>
リュート、編曲、ディレクター岡本一郎
レベック、フィーデルパク・コニル
ヴィオラ・ダ・ガンバ、フィーデル:坂本利文
リコーダー、ゲムスホルン 中村洋彦
リュート:野村明日也
ソプラノ:松井智恵 

<日時>
2012年9月15日(土)
16:30開場 17:00開演

<会場>
兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール

<料金>
前売¥3,000
当日¥3,500
学生¥2,000

<チケット取り扱い>
芸術文化センターチケットオフィス
0798-68-0255
 
<お問い合わせ>
ダンスリー・ルネサンス合奏団 0798-51-0321
サクソン・イベント室 072-672-7512
(これはSTUDIO73のオフィスです)




2012/08/03

全国学生邦楽フェスティバル

暑い京都で熱いフェスティバルがいよいよ始まる!





今年で18回目を迎える全国学生邦楽フェスティバルが
京都芸術センターにて8月11日(土)12日(日)の2日間開催される。

このフェスティバルの実行委員会事務局の伊藤和子さんが主宰される邦楽普及団体 「えん」の一人として毎年参加している。
まあ、裏方の仕事というところ。

参加大学は、
北は岩手大学から南は鹿児島大学まで42大学に及び、
回を重ねるごとに大学を卒業してからもこのフェスティバルで出逢った仲間たちとチームを組んで演奏をする人たちが増えているのが、嬉しい。



そして何よりも凄いことは邦楽界の一流の演奏家の方々の2日間の仕事ぶり!

この日のために自ら作曲した「講習会」の曲で、指導を一日びっしりとして、
終わるとすぐに演奏会のためのリハーサルをして、
その夜は一般のお客様も入って頂く「邦楽鑑賞会」で実に熱のこもった演奏をし、

そして次の日は朝から夕方まで、学生たちの演奏会「若者による邦楽コンサート」。
舞台そででのお琴の調弦、つまり裏方をこなし、演奏に対してはアドバイスをし、
終演後には交流会で学生たちと食事をしながら語らい・・・

何と濃い2日間だろう〜
この場での交流が学生たちに熱い想いを注ぎ、全国に邦楽を着実に広めていることは間違いない。

個人的にはいつまで体力が続くかな〜という心配がつきまとうのだが。

「講習会」も「邦楽鑑賞会」も「若者による邦楽コンサート」もいずれもどなたでも聴講したり、鑑賞できる。是非、生き生きとした日本の音楽に触れて下さい!








2012/07/27

エドヴァルド・グリーグ

久しぶりのブログアップになってしまった・・・



これはノルウェーのベルゲンという町にある、
グリーグが作曲し、生活していた家のそばに建つコンサートホールの中。
窓の外にはフィヨルドが見えている。
グリーグはこの風景をいつも眺めながら作曲をしていたのだろう。

写真は撮影できなかったが、グリーグのピアノ曲ばかりが演奏された。
このベルゲンでは毎年春にベルゲン国際フェスティバルが開催され、
世界中からピアニストやヴァイオリニストが集いコンサートが開かれるという。


22年間住んでいた家

右手前に見えるのは等身大の銅像
向こうはフィヨルド





2012/06/11

ありがとう〜飛鳥さん、パネさん!

静かに流れる川の水のように透明で美しい音楽に包まれて、
私たちはこの上もなく幸せな気分

靴を脱いで床に立ってヴァイオリンを弾く飛鳥さん。
繊細な音をひとつひとつ紡ぐようにピアノを弾くパネさん。



「Still」のジャケットになった飛鳥さんのお母さんの原画を掛け、
母と娘のコラボの場となる。

飛鳥さんの様々な思いが表現され、そこにはゆるやかな空気が生まれて・・・




終演!

爽やかな笑顔でSTUDIO73から出て来たパネさん






2012/06/05

チェリビダッケ生誕100年

「チェリビダッケ生誕100年特別企画」
 
今年はミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のルーマニア人指揮者、
巨匠セルジュ・チェリビダッケの生誕100年です。
あのカラヤンと双璧にありながら、録音を沢山残したカラヤンと違い、
生前は録音としての記録を一切嫌ったチェリビダッケは、幻の指揮者として、
その数々の名演奏を実際に聴いた人たちや、
また非正規の海賊盤CDなどによって語り継がれ、
知る人ぞ知る存在でした(亡くなった今は多くのCDやDVDを鑑賞することができます)。
 
 ドイツ留学中にチェリビダッケに出逢っているピアニスト、高瀬佳子さんを中心にチェリビダッケの音楽を思い出しながらその人物像、歴史的指揮者フルトヴェングラーとの関係、
チェリビダッケが高く評価していた日本映画界の巨匠小津安二郎についてなど、
またゲストに映像作家藤原次郎氏をお迎えして映像も観ながら、楽しく語り合う場が設けられます。
この食事をしながらの集いに、チェリビダッケをよくご存知の方も、
全く名前も聞いたことがないような方も、どうかお気楽にご参加ください。


STUDIO73オフィスまでお申し込みを。
STUDIO73@saxonz.com
TEL072-661-7300

 
7月1日(日)午後2時より 
参加料:食事代含めて3000円を予定しています。






2012/06/02

山下洋輔さんが堺筋倶楽部に

南船場の堺筋倶楽部開業10周年を記念して開催された山下洋輔LIVE

リハーサル中


大正時代のモダニズム建築。
階段の木の手すりの曲線の造作の美しさにも目を留める山下さん。
日本各地の監獄を設計されたお祖父様のお話をお客様にも披露。
そして、エネルギー溢れる演奏に会場は大いに盛り上がる。

終演後楽屋で、
「飛鳥さんの「Still」聴いたよ、いいねえ~」と。
そう、金子飛鳥さんを紹介して下さったのは山下さんだった。
飛鳥さんの才能を高く評価されていて、
私は様々な場面で二人の熱い共演を聴いている。

飛鳥さん、もうすぐですよね〜







2012/05/31

ときわ寄席

第40回ときわ寄席 



森乃福郞師匠

STUDIO73が寄席に変わる日
6月6日(水)の午後6時半から



落語の後の弟子の森乃石松さんとの師弟対談の可笑しいこと!
その間に供せられる和菓子と表千家・池下先生が点てられるお薄茶のまた美味しいこと!





2012/05/30

蛍ぶくろが


レモンバームの隣で蛍ぶくろのつぼみが膨らみ始めた
気持ちのいい午後








2012/05/26

金子飛鳥「Still」

ヴァイオリニスト、金子飛鳥さんのソロアルバム
「Still」が
YouTubeにアップされました。


http://youtu.be/_1-k4HvosVM

約15分間、アルバム「Still」から3曲、
飛鳥ストリングスのアルバム「エンクエントロ」から1曲の全4曲が流れます、

静かに流れる水のように美しい・・・
是非クリックして聴いてみて下さい。
 

しかも画面では、テロップにより今回の公演情報も告知されます。
 もうすぐSTUDIO73で「Still」を聴くことができる・・・ワクワク!









2012/05/25

野の花をいける

時雨の法然院に行く

「野の花をいける」

布と野の花 飯森よしえ
花あしらい 乗光和美
うつわ 中野亘







何気なくいけられているかのような佇まい
繊細な心遣いに小さな驚きと喜び

ひんやりとした山の空気に包まれ、贅沢な一時を過ごす








2012/05/24

身体に優しいお昼ご飯

オフィスの近くにある美味しいお昼ご飯のお店「猫猫(まおまお)」。

中華というよりエスニックの雰囲気かな〜
身体に優しく美味しい4つのコースから、今日は鶏肉団子と春雨のあっさり煮込み


ちょっと食べてしまってから撮影・・・

お店に流れているのはインド音楽〜心地良いなあ。
実はここのオーナーシェフは南インド舞踊を踊る女性。

ついつい今度はどこで踊るの?などと話しかけてしまう。
こんな居心地のいいお店、STUDIO73のチラシをいつも置いてもらって、感謝の気持ちもいっぱいです。





2012/05/22

いい香り



玄関先に咲いたレモンバーム
いい香り〜







2012/05/20

一柳慧×山下洋輔

福山のリーデンローズホール

一柳慧×山下洋輔による二台のピアノによるコンサートに行く。
アメリカでのジョン・ケージらとの実験的な音楽活動で余りにも有名な現代音楽の作曲家の一柳慧さんが弾くピアノの音が瑞々しいのに衝撃を受ける。

二台のピアノによるベートーベンのクロイツェル・ソナタのスケールの大きさ、ダイナミックさ〜
ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーの躍動感、楽しさ〜

そう、二人はまるで少年のよう。

そして、楽譜を前にして格闘する山下洋輔さんの姿に胸打たれる。
 一柳慧さんの前ではいつもの山下さんではなくなるみたい。





新幹線に乗って聴きに来た価値があった!!
と思わず饒舌に感想を語り合う友人たちと最終のさくらに飛び乗る。




バラ公園では、バラたちの香りに酔いしれて・・・





2012/05/15

雨のあとで



テッセンが咲きました。




2012/05/06

きよの絵本劇場が

恒例の絵本劇場がやって来る!

毎年5月と9月の第2日曜日の定期公演

原作者の了解を得て絵本の原画をスクリーンで映し、語る。
生ならではの迫力とおもしろさに子ども達も思わず引き込まれてしまい、
ちっちゃな子どもも夢中になる。

5月13日(日)14:00開場 14:30開演
入場料/無料
 主催/えほんばたけの会
演目/じごくのそうべえ(田島征彦・作)
キャベツくん(長新太・作)ほか



語り手のきよのさんとは1985年以来のおつき合い。
6年前に車椅子生活になられてからもこうして活動を精力的に続けている。

それには様々な人に支えられているという・・・
実に根気のいる活動だ







第3回悲願会

京都・法然院にて
〜一切衆生の成佛を信じ、被災者の悲しみに寄り添い、被災地の復興に関わる決意を表し、
それぞれが今後の生き方や社会のしくみ作りについて考える一週間〜

初日
法要の後の邦楽の演奏に多くの方が集まって、耳を傾ける雨上がりの午後