2011/07/28

全国学生邦楽フェスティバル

 もうすぐ夏恒例の「全国学生邦楽フェスティバル」が始まる〜

全国から邦楽が好きな大学生が京都に集まり、演奏会や講習会や合奏を通して交流を深める熱い3日間。

今年で17回を迎えるが、主催の「えん」のメンバーの一人として長くお手伝いをしている。
まっすぐな目をしている学生さん達と接しながら、邦楽を愛する気持ちをずっと持ち続けて欲しいといつも願っている。

いろんな人にひたむきな演奏を聴いて欲しい。




17回全国学生邦楽フェスティバル

20118/6(土)
<講習会>
楽器講習11:0012:30 
講師:菊央雄司・伊藤志野奥田雅楽之一・岡田道明

「山祀り 風の舞」〜学フェス委嘱〜
講習13:0016:30
作曲・講師:東枝達郎  
箏・三絃:島田重弘 十七: 伊藤志野 尺八: 岡田道明

<邦楽鑑賞会 >
18:30開場 19:00開演
入場料/学生・一般:2000円 当日:2500円 

曲目/「都踊」「セレブレーション」「小鳥の詩」「石橋」「松虫」「神仙調舞曲」「ファンタスマゴリア」

出演/池上眞吾、伊藤志野、石川利光、岡田道明、奥田雅楽之一、片山旭星、菊央雄司、島田重弘、東枝達郎、細見由枝、山内利一、米村鈴笙

8/7(日)
<若者による邦楽コンサート>
11:0017:30  鑑賞無料
全国から集まる若者による邦楽コンサート  

会場/同志社大学寒梅館 ハーディーホール
京都市上京区今出川通り烏丸東入
地下鉄烏丸線「今出川」駅より徒歩1分 京阪「出町柳」駅より徒歩15

主催/全国学生邦楽フェスティバル実行委員会
後援/京都府、京都市、法然院

お問い合わせ/全国学生邦楽フェスティバル実行委員会事務局(伊藤)
TELFAX  072-683-6733
http://www5e.biglobe.ne.jp/~gakufes/

2011/07/17

浦山弘三先生追悼演奏会

31年前、STUDIO73の前身、小ホール「ドン・キホーテ」をオープンさせた当時、
全く経験のない私たちにコンサートを主催するということはどういうことかを1年間のシリーズで示して下さった声楽家、浦山弘三先生。
シリーズは『音楽は世界をめぐる』というテーマで何と11回も続きました。
コンサートを共に企画し、準備し、開催することで私たちにさまざまなことを教えて下さったのです。

その後、今度は私たちの企画で「浦山弘三の選ぶ日本の歌をリクエストで楽しむ会」というとても楽しいシリーズを4回開催しました。
当日来られたお客様からのリクエストに応えてプログラムを組むという大胆なものでした。
浦山先生が大変楽しげに歌い、話される姿を今もよく覚えています。

亡くなられて1年半が経ちました。
 昨日、「浦山弘三先生追悼演奏会」が大阪・いずみホールにて、
そして引き続いてホテルニューオータニにて「恩師浦山弘三先生を語る会」が開かれました。

どの人の心にも浦山弘三先生を偲ぶ想いがあることをしみじみ感じた、あたたかい集いでした。




最後に浦山先生ご夫人とご子息によるピアノ伴奏で「ふるさと」をみんなで歌いました。








2011/07/11

GROTRIAN その2 パートナーは

GROTRIANを守る調律師のこと

ピアノコンサートの場合、準備をするのは私たちスタッフの仕事だけど、本番の成功を左右するのは調律師の技。
「さあ、あとは任せます!」と調律師の稲本義信さんに全てを委ねる。
STUDIO73のような小さなホールではその日の気温、湿度に大きく影響される。
まるで生き物のようなピアノの微妙な調整をして下さる、本当に頼りになるパートナー。

1985年9月、ジャズピアニストの山下洋輔さんが初めてSTUDIO73でピアノを弾いた時が稲本義信さんのSTUDIO73での初仕事〜あれからもう随分長い月日が経った。

調律を終えた後もリハーサルに立ち会い、ピアニストの細かい要求に応えて調整をする。
そして本番の間は客席の最後尾や音響席でじっとピアノの音に耳を澄ましている。
時には休憩時に調律に入ることも・・・

こうして、多くのピアニストから信頼され、
ピアニストは心ゆくまでピアノに向かい素晴らしい演奏を生み出す〜

大事な、大事な私たちのパートナー。
というか、もうすっかり兄弟のような間柄?



仕事中の稲本義信さん






2011/07/10

高瀬佳子ピアノリサイタル

ピアニスト高瀬佳子さんのデビュー20周年を記念するコンサートが大阪・いずみホールで開催される。
STUDIO73での「素顔の作曲家シリーズ」では演奏したり、話したりと彼女のさまざまな魅力に触れることができるが、いずみホールではきっと彼女の素晴らしいピアノの響きに包まれることだろう。



        
・デオダ・ド・セヴラック  休暇の日々から 第1集 より
 シューマンへの祈り 古いオルゴールが聞こえるとき ロマンティックなワルツ
・ロベルト・シューマン   交響的練習曲 Op.13(遺作変奏付き)
・サミュエル・バーバー    エクスカージョンOp.20より第3曲
              スーヴニールOp.28より「ためらいのタンゴ」「ギャロップ」
・十河陽一   風の端(は)
・アルベルト・ヒナステラ  アルゼンチン舞曲集 Op.2


このプログラムのラインアップにも興味が尽きない・・・。

 ♪
2011年9月5日(月)午後7時開演
 会場/大阪・いずみホール
主催・問い合わせ/ムジカ工房  072‐689‐0727
入場料/一般 前売り3000円 当日3500円
 
  
なお、チケット1枚につき1000円が東日本大震災被災遺児のための義援金となります。
STUDIO73でもチケットのご予約ができます。