2015/08/23

邦楽の未来へ

第20回全国学生邦楽フェスティバル2日目は
「大合奏講習」

その前に日本を代表する魅力的な二人の奏者の座談会が開かれる。
題して「道山としんごの談話室」



優しく学生達に語りかける尺八の藤原道山さんと箏・三絃の池上眞吾さん。
いくつかの大切さを語る。
体感することの大切さ、音楽に余韻を感じる大切さ、そして人に気遣いする大切さ・・・
今は分からないかも知れないけれど、いつか気付く時が来るよ、とも。 





楽器ごとに分かれての講習
箏の講師は野澤潤子さん〜優れた奏者は実に的確な指導をされる。



尺八は藤原道山さん
今回のこの講習の為に箏・十七絃・三・尺八による
「景-kei-」和楽器のための3つの風景を作曲された。


 


最後に全員で舞台に上がって大合奏
この日のことをいつか思い出して何か気付いてくれるかな〜?

2015/08/15

重森三果さんと栗太郎さんと

北インド古典音楽の神髄を感じさせるシタール奏者、井上憲司さんが隔月でSTUDIO73でコンサートを開催していますが、 今回は古典とは離れ、これまでとは全く異なる意外な組み合わせ、舞踏と三味線とシタールによるコラボレーションです。題して「一期一会」
舞踏の栗太郎は、舞踏の創始者である土方巽の直系の流れを受け継ぐ舞踏家。




三味線の重森三果は、新内の家元「新内志賀」として舞踊会や演奏会で素晴らしい活躍を繰り広げ、 本名の「重森三果」としては和楽アーティストとして様々な表現活動をおこなっています。



それぞれの分野の第一線で活躍の三人による「一期一会」、どんな舞台になるのでしょう、
きっと私たちを不思議な世界、異空間に誘ってくれることでしょう~
さあ、あなたも是非ご一緒に!




       

2015/08/11

第20回 全国学生邦楽フェスティバル

「集まりましょう、楽しみましょう」の呼びかけのもと、
全国から邦楽を楽しむ大学生達が京都に集い、交流する3日間。
とうとう20回という節目を迎えた。

このフェスティバルを主催する全国学生邦楽フェスティバル実行委員会の委員長、邦楽普及団体「えん」の代表、伊藤和子さんとの繋がりから私も第3回から「えん」のひとりとして関わってきている。
暑い京都の夏〜






8月21日(金)17:00〜「前夜祭」デモンストレーションコンサート
 会場:ゼスト御池

8月22日(土) 13:00〜15:40「大合奏講習会」
  会場:京都府立文化芸術会館
  尺八の藤原道山さんに委嘱した作品「景-kei-」〜和楽器のための3つの風景〜
箏、十七絃、三絃、尺八の基本的な演奏法から曲の演奏の仕方、合奏の仕方まで〜藤原道山さんの講習とは何と魅力的なことだろう。

 8月22日(土) 18:40〜20:40「邦楽鑑賞会」
  会場:京都府立文化芸術会館
一流の演奏を聴くことーそれは学生達にとっては何よりも素晴らしい体験ではないだろうか。
 
池上眞吾/箏・三絃
伊藤志野/柳川三味線
梅辻理恵//柳川三味線
香田律子/箏
野澤潤子/箏
林美恵子/柳川三味線
林美音子/箏・柳川三味線
藤原道山/尺八


8月23日 (日)10:30〜16:40「若者による邦楽コンサート」
会場:京都府立文化芸術会館
全国から集まった学生たちの熱演が一日中繰り広げられる。ここから新たな交流が始まり、大学を卒業しても続いているらしい、邦楽の未来には明るい日差しが・・・