2016/06/24

今夜は高瀬佳子コンサート

高瀬佳子コンサートシリーズ in STUDIO73
『素顔の作曲家たち』

今夜のテーマは「親の顔を見てみたい?! 作曲家たち」



シベリウス   即興曲Op.5より
ベートーヴェン ロンド・ア・カプリッチョ
        「失われた小銭への怒り」
ショパン    バラード第2番
シューベルト  即興曲 Op.90-1, 2
十河陽一    悲の地
ラヴェル    「クープランの墓」より


今夜選ばれた作曲家たちは、一体どんな親に育てられたのだろう〜?
と言うか、どんな親からこんな天才が生まれたのだろう〜
あれこれ想像しながら聴くのも楽しみのひとつ。 

 リハーサルの真っ只中

2016/06/13

HINDUSTANI SAMAROHA 北インド舞踊と音楽の祭典

STUDIO73でシリーズで開催されているシタール奏者、井上憲司のコンサートですが、
6月は北インドのさまざまな音楽を集めての祭典をお送りします。
       
井上憲司によって選ばれた奏者たち・・・いずれも長くインドで修行を重ねたり、
インドと日本を行き来しながら研鑽を重ねる素晴らしい奏者ばかりですので、
北インド古典音楽の面白さ、奥深さをたっぷり楽しんで頂けると思います。
長時間ですが出入りは自由。好きな時間に聴いたり、チャイを飲みながら寛いで頂ければ、と思います


また、STUDIO73階下のバール「サン・セバスチャン」で¥1,000でWineとワンプレート料理をご用意します。
お好きな時間にゆっくりと楽しみください!



 
●2016年6月19日(日)
開場13:30  開演14:00~終演予定20:00

 ●Program
1)SILVIA Kathakカタックダンス
2)すずきなお Vocalドゥルパッド 
   カネコテツヤ Pakhawaj
3)gumi Bansuri
   Glen Kniebeiss Tabla
4)山本周司 Sarod 
     中尾幸介 Tabla
5)井上憲司 Sitar    
     上坂朋也 Tabla

●料金
前売券   ¥5,000
当日券   ¥5,500
<チャイ付き>

●会場
STUDIO73
(高槻市高槻町6-26) 
JR高槻駅より徒歩3分・阪急高槻市駅より徒歩5分

●予約・お問い合わせ 
STUDIO73
Tel(事務所)=072-661-7300
E-mail=studio73@saxonz.com
URL=http://www.saxonz.com/studio73/

●profile

SILVIA
Kathakカタックダンス

カタックダンスとはインド四大古典舞踊の一つで、北インドを代表する舞踊。
カタックとは「語り部」を意味し、神話や抒情詩を身振り手振りで語っていたのが起源と言われる。10世紀以降宮廷でより一層洗練され、 ヒンドゥ文化とペルシャ文化の融合により、現在の華やかで官能的なスタイルが出来上がった。神々を讃える讃歌、歌曲に合わせたゆっくりとした優雅な動きや、リズミカルなフットワークと旋回によって構成される。
その魅力は、裸足で床を打ちつける音と、足首につけた100個以上の鈴の音が織り成すダイナミックなリズムパターンに醍醐味がある。
SILVIAはイタリア・フィレンツェに生まれ。1985年初渡印。1989年インド・ベナレスに於いてカタックダンスをマタ・ブラサード・ミシュラ氏に師事。1997年より日本で活動開始。現在、プリリィナ・シュリマリ氏に師事。インド・ニューデリーに拠点を移して活動を続ける。  

すずきなお 
Vocal インド古典声楽ドゥルパド
http://n-dhrupad.blogspot.jp

インド古典声楽「Dhrupad」は北インドに存在する古典音楽の中で最古の様式とされている。ナーダ・ヨーガ(音のヨーガ)としての要素が非常に強く、精神的な修行の道として発展してきた音楽。
すずきなおは’05年初渡印。’06年北インド最古の古典音楽ドゥルパド声楽家Pt. Ritwik Sanyalの歌に感銘を受け、’08年より師事。'16年、インドはベナレスで毎年開催されるドゥルパド界最大級の音楽祭「ドゥルパド・メーラー」出演。ドゥルパド声楽の他、カタックや オリッシーダンスなど、インド古典舞踊の伴奏歌手も務める。現在はドゥルパドをライフワークとし、インドと日本を往復している。

カネコテツヤ 
Pakhawaj
http://pakhawaj.blogspot.jp
北インドにてパカーワジの第一人者、Pt.シュリカント・ミシュラ(トゥーン・マハラジ)に師事。毎年ヴァラナシで開催されるドゥルパド音楽最大級イベント、ドゥルパドメーラに2002年よりレギュラー出演。 2004年度第29回ドゥルパドメーラにてゴールドメダルを受賞。インド各地の音楽祭、音楽大学(BHU)でも演奏する。近年はインド音楽界の巨匠達とも多数共演。日本ではフジロック(新潟)や渚音楽祭(東京)などのロックフェスティバルにも出演している。

gumi 
Bansuri(横笛)
http://www.gumi-bansuri.com

2006年より毎年渡印し、バラナシにてインド古典声楽やバーンスリーをはじめる。2008年からCarlos Guerra氏より、2012年よりPt.Ajay Prasanna氏からバーンスリーを師事。バーンスリーの師匠のみならず、声楽のPt.Devashish Dey氏、シタール奏者のSri Dhurvanath Mishra氏にも師事し、様々なスタイルの古典音楽からバーンスリーを学ぶことにより、幅の広い演奏を研究している。 2013年『When it Blooms』を初のリーダーアルバムとして発売。2015年には、ピアニスト岸本良平氏とデュオ作となる『Just So...』を発売。奏者としての活動のみならず、北インド古典音楽講座、バーンスリー教室の講師を務め、バーンスリーをはじめとするインド古典音楽の普及に努める。関西・インド・台湾にて主に活動。Namaste!Group主宰 、キールタンイベント・Heart Gathering***主宰。

Glen Kniebeiss 
Tabla
http://www.tabla.com.au

オーストラリア出身。メルボルン大学ヴィクトリアン・カレッジ・オブ・アーツ音楽科卒業。1998年より打楽器タブラを学び始める。インドではウスタッド・アントニー ダース、パンディット・イシュワラール ミシュラ、パンディット・ラッチュ マハラージに師事。
音楽活動はオーストラリアのフェスティヴァルやコンサートの他、インド、オランダ、デンマーク等、ワールドワイドに展開中。プロのギタリストとしても活躍中。現在京都在住。

山本周司 
Sarod

サロードはペルシャ語で「音楽(music)」「歌う(singing)」という意味。固い一本木(通常チークか紅木)をくりぬいた共鳴胴に羊の皮をかぶせ、指板は金属板が貼られ、フレットはない。流派によってサイズ、弦数は異なる。ココナッツや水牛角製の三角形のピックで演奏する。山本周司は1966年大阪生まれ。インド滞在中にサロードに出会い、1989年より本格的なレッスンを受ける。1990年よりベナレスヒンドゥー大学教授タクール・ランジット・シン氏に師事。1994年インド、日本に於いて演奏活動を始める。
2001年Ustad Amjad Ali Khan氏に師事。現在インド・ニューデリー在住。

中尾幸介 
Tabla

2004年アジアを放浪中タブラに出会う。2006年よりコルカタにて、天才的なリズム感覚と知識を兼ね備えたタブラ奏者ビプロップ・バッタチャリア氏から学び始める。
現在に至るまで、日本とインドを行き来しながらタブラ漬けの毎日を送り、2011年より関西を中心にライブ活動を始める。

井上憲司
Sitar
http://kenjiinoue.com/

1982年初渡印、シタールとインド音楽に強く惹かれる。1987年マイハール流派の伝統奏法を学ぶべく渡印し、カルカッタ・ミュージック・カレッジ教授のシュリ・ディジェンドラ・モハン・ベナルジー氏に師事する。初期の10年は年間約半分を師のもとで過ごし、以後も毎年数ヶ月渡印し研鑽を積む。現在は師の息子シュリ・ショシャンコ・ベナルジー氏に指導を受けている。インドはもとよりアジア、ヨーロッパなど様々な形での演奏活動を行い、高い評価を得ている。コラボレーションも数多く、作曲や編曲も様々な分野に提供し、独自の音楽の可能性を追求し続けている。テレビ・ラジオなど多数出演、様々なジャンルのCDにゲスト参加。現在、「KOLKATA ROLL」「鳴弦」などのグループでの活動、また邦楽器との活動なども精力的に行っている。
卓越したテクニックに裏付けられた艶やかで美しい音色、豊かな表現力、奔放でありながら、かつ繊細な音楽性は高く評価されている。

上坂朋也 
Tabla
http://carimelomusicpool.jimdo.com

Aditya Kalyanpurにタブラを師事。 中村岳にパーカッション、ドラムを師事。北インド古典音楽の研鑽を積むため、毎年インドに渡り、日本国内はもとより海外での演奏も行う。また古典のみならずジャンルは問わず様々なライブやコラボレーションを行っている。自身の兄弟打楽器ユニットであるカリメロミュージックプールを含み、共演したアーティスト、ジャンルは多岐に渡る。