2012/10/29

桂工楽部の展覧会

今年も開催される現代手織「桂都楽(かつら)展」
いつも11月にSTUDIO73で手で紡ぎ出される温もりに出会える。





11月10日(土)〜12日(月)
11:00 ~17:00(最終日のみ〜14:00)



京大農場

京大農場オープンハウスが11月3日(祝)に開催される。

昭和3年に開設された、高槻の街の真ん中に位置するこの貴重な財産というべき場所、
京大農場が学研都市に移転する計画が進んでいるらしいということは聞いていた。
その行方は気になるところだが、
今回の京大農場が初めて企画したオープンハウスは、
「環境と農業」のテーマによる公開講座、
「イネの収穫」などの農業体験実習、
「渋柿の渋抜き」、
「お米の美味しさを調べる」などの公開ラボ、
農場を案内する農場ツアーおよび農産物即売などのイベントが満載。

その上、馬車が市内を巡回するとか。
馬車に乗りたい人は11時に京大農場に集まって下さい!




2012年11月3日(土曜日)9時30分~16時00分

農学研究科附属農場(大阪府高槻市八丁畷町12-1)
【アクセス】阪急「高槻市」下車 徒歩15分、または
JR「高槻」下車 徒歩20分



2012/10/28

重森三果さんの会

今年、八代目「新内志賀」を襲名された重森三果さんの新内を聴く。
会場は京都芸術センター大広間。
新内は哀切で官能的な節回しで、人間のこころをうたい語る浄瑠璃。

「恋娘昔八丈」
「不断櫻下総土産」
「大江山の酒呑童子」


 女の、夫婦の、そして親子の心模様を切々と語る重森さんの浄瑠璃に心奪われる。
思わず身を乗り出し、涙しながら聴き入る。


 雨の中、大賑わい



 静かに開演を待つ舞台



2012/10/09

日没後から夜中のRaga

シタールの井上憲司さんとタブラの吉見征樹さんのLiveが終わった、
というか終わってしまった・・・いつまでも聴いていたかった音楽。

北インド古典音楽は演奏する季節や時間が定められているが、
今回は日没後の演奏なので、
選ばれたのは「ジンジョティ」
これを演奏していると虫や鳥が鳴き出すらしい。
今の季節にぴったりの、音が沁み入るような心地よさ。

そして「マルコンス」
夜中に演奏されるRaga
コルカタで10月に繰り広げられるお祭り「ドゥルガ(女神)プージャ(お祭り)」
でよく演奏されるとのこと。
どんどん盛り上がっていって、最後は炸裂!

全員放心状態。




写真はチューニング中にお話しでも絶好調の吉見大御所。
12年振りの登場、
変わらないおかしさだが、すっかり大御所と呼ばれるタブラ奏者に。