2014/12/24

LA萠DIEクリスマスコンサートin堅田

12月23日は琵琶湖畔、堅田の教会にて。
ヴォーリズが手がけた1930年築の趣のある佇まい。
祭壇に飾る作業中の何だか楽しそうなお二人〜美術を担当した陶芸家の中野亘さんと染色家の飯森よしえさん。


そしてコンサートは幻想的な雰囲気に包まれて・・・




2014/12/22

LA萠DIEクリスマスコンサートin 高槻

比較的穏やかな午後4時、静かにコンサートが始まる。
今年の教会の祭壇に飾られた竹と藍染め布の美しさ〜




2014/12/19

山下洋輔スペシャル・ビッグバンド!



16名の強者揃いのスペシャル・ビッグバンドは音の量が圧倒的で
文句なしに楽しい!
どの音もきらきらして美しい!
全ての曲を編曲、指揮のトロンボーン奏者の松本治さんの力量にうなる。
ラプソディ・イン・ブルーの切なさに思わず涙が溢れ、
初めて聴くドヴォルザークの交響曲第9番「新世界」は
うわっそんな展開していいの?!

誰よりもピアノを弾く山下洋輔さんの嬉しそうな表情が全てを物語っている。
素晴らしかった!
ああ、幸せだった〜


楽屋に猫ののれんが掛かっていて、さすが山下さん!



2014/12/10

LA 萠 DIE 2014 クリスマスコンサート 






LA 萠 DIE(ラ・モエディ)は天使の歌声と評されて日本国内はもとより、フランスを中心にヨーロッパでも活躍しているソプラノ歌手、松井智恵により結成されたコーラス・グループ。
今年のクリスマスコンサートはルネサンス時代の合唱曲~ルネサンス時代から現在まで歌い続けられている曲~を中心に現代の新しい曲も交えて歌う。

12月21日(日)は高槻市に建つ日本では数少ない高いドーム型天井のヨーロッパの教会のようなすばらしい響きの「カトリック高槻教会」。





12月23日(火・祝)は大津市堅田に建つ日本キリスト教団「堅田教会」~ヴォーリズ建築事務所の設計による登録有形文化財に指定されている1930年に建てられた木造二階建て~。




 
天上から天使の歌声が降ってくるような、そんな言い知れない深い感動に包まれます。



2014/12/07

0歳児からのコンサート

えん主催の邦楽演奏会「いつくしみ〜ね」の開演前の午前中に開かれた
「0歳児からのコンサート」



伊藤志野さんと小林純平さんのお二人が柔らかく語りかけながら、
絵を見せながら、
子ども達に手作りの音が出るものを渡して、自由にリズムを取りながら・・・
瞬く間に子ども達の表情が明るくなり、身を乗り出してお琴と尺八の音に夢中になる。
0歳の赤ちゃんまで身体をいっぱい動かしている。




 
最後に触ってみて〜とみんなお琴の周りに集まって楽しそう!

2014/11/13

かたつむりが

法然院の書院にずらり〜〜〜〜とかたつむりが。
河野甲さんが日本全国を巡って収集したかたつむりが並んでいる。
米粒ほどもないくらいの小さいものをどうして発見できるのだろう?

などと思っていたら奥にでかい!!かたつむり!!
恐る恐る近づいてみると、これが河野さんの革の作品だった。

かたつむりに夢中の河野さん
ますます独自の世界を創り続けている。




2014/11/09

Rag of Evening

北インド古典音楽をSTUDIO73で聴くようになって久しいが、
1年に4回ものLIVEをするのは恐らく初めてではないだろうか?
それもお客さまからの熱い思いが繋いでいるのだ。
何てありがたいことだろう〜

 聴く人の心の内に深く入っていく音楽に出会えて、私達は本当に幸せ。
音の中に漂う心地好さ、解放されていく喜び・・・

今年最後の北インド古典音楽は「Rag of Evening」。
11月24日祝日の夜
開場6:30p.m.   開演7:00p.m.

シタールの井上憲司さんとタブラのクル・ブシャン・バルガヴァさんをお迎えするのが待ち遠しい。




2014/11/04

唐門

新町通りの町屋から西に少し歩くとその辺りは西本願寺さんの世界。
大きな境内の横の小さな道を入っていくと目に入ってくるのは素晴らしい造りの唐門。
桃山時代の装飾彫刻の見事さにしばしうっとり。
 


御旅宿 月屋

マツモトヨーコさんが住んでいた町屋は京都新町通りにある。
京都駅からぶらぶらと新町通りを上に10分ほど歩くと町屋に辿り着く。
そこは今は「御旅宿 月屋」。
勇気がなくて中には入れなかったけど、表玄関だけ写真に納める。
ひっそりと佇む姿は懐かしいけれど、すでに旅宿としての風情が感じられる。
いつか客として泊まりに行こう〜




2014/10/29

マツモトヨーコさん

イラストや絵画、版画の作家、マツモトヨーコさんとのおつき合いは実に長い。
京都市立芸術大学で学ぶ友人の後輩として紹介されたのが始めだったような。
ある日、彼女にさらさらと描いてもらったSTUDIO73の建物全体の絵〜今もSTUDIO73のホームページの冒頭にあるピンクの絵。ずっと長い間使わせてもらっている。

京都で彼女が暮らしたのは実は私の父の実家、おばあちゃんが暮らしていた町屋。
リトグラフ制作のための大きくて重い機械を玄関横の部屋に置き、そこで作家生活を送っていた。
その京都でのさまざまな面白い出会いが一冊の本になっていて、おばあちゃんの家も載っている。私の大好きなおばあちゃん、きっとあの世で大喜びしたに違いない。

「偏愛京都」小学館


現在は東京で大活躍のマツモトヨーコさんが時々関西で個展を開かれる度に作品を見せてもらってきたが、今回は 「マツモトヨーコ アートマルシェ」と題してかつての作品で展示する機会の少なかったものや、関西では未発表のもの、絵画、版画とりまぜていろいろなものをが並ぶ、とても楽しい展覧会だ。
初日にお邪魔して、ついつい昔の話しなど夢中になって、写真を撮るのを忘れてしまった・・・

 11月2日まで
ギャラリーモーニング(京都市東山区中之町207)



 

2014/10/25

河野甲の革造形の世界

幼い頃、お寺や神社で虫とりを楽しんだという河野甲さんのいきものの世界。
「獣貝草虫の博物誌」

革という生命(いのち)の副産物を使って、
再び生命(いきもの)の形を作る。
そしてそれらをポエジーの空間に住まわせることが、
私の願わくばの試みです。(河野甲)



2014年11月1日〜11月16日 若王子倶楽部左右(京都市左京区若王子町15)
2014年11月10日〜11月16日 法然院(京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30)

2014/10/23

GAIA QUATROのこと

10月17日の西宮北口でのコンサートに行く。
裏方のお手伝いで、リハーサルに立ち会う。
どんどん進化していくGAIA〜伸びやかな音、独特なリズム感、そして何より楽しさにゾクゾクしつつ・・・




会場でのみの限定で発売されていた今年のツアーで録音したというCD-R。
さらに録音を重ねて、4枚目のアルバムを制作するとか、楽しみ! 






2014/10/10

ほととぎす

ベランダで咲き誇る山野草、ほととぎす。
凛として、それでいて可憐な姿が美しい。
花言葉は「秘めたおもい」だとか。




重森三果さんから

美しい案内が届いた。
新内志賀の弾き語りを堪能できる演奏会。




重森三果さんは江戸浄瑠璃新内節研進派の家元、新内志賀を襲名されてから
毎年、「新内志賀の会」を開催されている。
二人一組で街を歩きながら演奏し、客に呼ばれると座敷に上がり演奏する「新内流し」と知られているが、
三味線と語りの粋な節回しは実に色っぽく、人の心の襞に触れる魅力に溢れている。




長倉洋海 写真展

写真家 長倉洋海さんの写真展「その先の世界へ」
大阪は梅田キャノンギャラリーにて10月9日〜15日(日・祝休館)
 


長倉洋海さんの写真を撮られるその目線の優しさにいつも心打たれる。




2014/10/06

STUDIO73アーカイブvol.75 森悠子ヴァイオリンコンサート

<vol.75>
1988.7.29
森悠子ヴァイオリンコンサート〜モーツアルト・ソナタを集めて

当時ヨーロッパで活躍されていたヴァイオリニスト森悠子さんが生まれ育った街、
高槻で地元の皆さまに聴いていただきたいと開かれたコンサート。
めてお目に掛かったが、森悠子さんのヴァイオリンの伸びやかな音色に瞬く間に魅了された。
何て生き生きとしたモーツァルトだろう!




ピアノの黒田珠世さんとのリハーサル風景




そして終演後、お母様と



STUDIO73アーカイブvol.76 加古隆Piano solo concert

<vol.76>
1988.9.18
加古隆Piano solo concert




加古隆さんが初めてSTUDIO73にやって来られた日。

プログラムはピアノ曲集「クレー〜いにしえの響き」より
1.秋を告げる使者
2.さえずり機械
3.雪の前
4.冬の山
5.大通りと脇道
6.いにしえの響き

STUDIO73のピアノ、GROTRIANに加古さんの指がそっと乗った瞬間、
素晴らしい響きが広がる。
誰もが息をのむ美しさ・・・




加古隆さん

台風が接近するかもしれないという日曜の午後、デビュー40周年を記念するソロ・コンサートをいずみホールにて聴く。
 「クレーと北斎を弾く」というタイトルに強く惹かれて〜

パウル・クレーの絵からインスピレーションを得て作曲されたピアノ曲集「KLEE」の中からの数曲。
ひとつひとつの絵からイメージが浮かび上がり、躍動する感覚に囚われ
ピアノの詩人と言われる加古隆さんの音に包まれる幸せな時間。




2014/09/26

鈴木美紀子さんとつのだたかしさん

2年前にSTUDIO73で聴いた鈴木美紀子さんの美しさ、
きりりとした透明で伸びやかな声、柔らかい表情、そして可愛いらしさ。

今年は9月30日大阪市の島之内教会にてのコンサート。
フランスバロックの歌
〜ヴィーナスの嘆き〜と題して。







2014/09/18

森悠子さんの古希を祝う会

9月16日、京都のホテルにて開催。

森悠子さんの活躍は日本を遙かに超え、伸びやかに世界に広がる。
そして若い音楽家達の育成にも素晴らしい力と愛情を注ぐ。
何よりも「長岡京室内アンサンブル」の創世から現在〜そして未来へ導く確かな精神。

祝う会に集ったヴァイオリニスト達によるボレロの曲がいつの間にか
ハッピィバースディに変わり、みんなでお祝いする。
しかし、そんな時でも思わず一人一人に合図したり指揮したり、
誰よりも楽しんでいる森悠子さん!






そんな魅力溢れる森悠子さんに初めてお会いしたのは1988年7月のSTUDIO73、
「モーツアルトの夕べ」 と題した、ピアノの黒田珠代さんとのコンサート。
その日以来、さまざまな場面で森悠子さんの音楽を聴き続けて、魅せられてきた。
 これからもずっと・・・




2014/09/17

夕暮れのラーガ

1時間50分という長い1曲が終わった瞬間、
客席から感嘆の声が上がったのが、強く心に残る。
それは夕暮れに演奏されるラーガ〜Marwa(マルワ)
静寂の中に荘厳さも感じる素晴らしいシタールの演奏。

初めて来られたアメリカ人のタイ・バーホーさんはあの最高のタブラ奏者、ザキール・フセイン氏の弟子!
これまで聴いたことのないタブラにみんな興奮気味。
口々に楽しかったあ〜〜〜と。




終演後、入り口にて記念撮影。
またすぐ来て下さいと言いながら。
次のラーガはなに?




2014/09/10

炎立つ

兵庫県立芸術文化センターでの公演初日に行く。
栗山民也氏演出、片岡愛之介、平幹二朗、三田和代などという圧倒的な役者のこの舞台の音楽が金子飛鳥さん。
しかも舞台の袖での生演奏。
それはそれは素晴らしい演奏だった。
コンサートとは異なり、あくまでも主役は役者たち、そして台詞。
しかし、飛鳥さんの音楽は時に寄り添い、時にひそやかに、時に歌い上げ堂々と舞台を支えていた。
飛鳥さんの才能は驚愕!



もう一人の素晴らしい演奏家はギタリストの宮野弘紀さん。
飛鳥さんの音楽を見事に演奏しきっている姿はかっこいい!
しかもあくまでも宮野さんの音楽でもあり、そんなお二人がまぶしい。
終演後にホールのテラスでお茶を。



2014/09/02

タブラ奏者TY BURHOE(タイ・バーホー)さん

1年を通してさまざまな季節のラーガ(楽曲)を聴くという素晴らしい体験が続く北インド古典音楽。
この初秋は「夕暮れのラーガ」。
 
北インド古典音楽ではラーガが演奏される季節や時間が定められているが、
今年6月には雨季の夜に演奏されるという、
悲しく情熱的でピュアな「雨季のラーガ」が演奏され、
静まりかえった会場は雨の風情を感じ、深い感動に包まれた。
       
北インド古典音楽の神髄を感じることができるシタール奏者、井上憲司のシリーズ、
今回、世界中で活躍するタブラ奏者、タイ・バーホーがSTUDIO73に初登場、
きっと素晴らしいパフォーマンスを聴かせてくれることに違いない。

北インド古典音楽の醍醐味は何と言っても「即興」にあり、
二人の「夕暮れのラーガ」は私たちの心にどう響くのだろう〜









北インド古典音楽
「夕暮れのラーガ」

2014年9月13日(土)開場5:30p.m.   開演6:00p.m.

 出演
シタール/ 井上憲司
タブラ/TY BURHOE(タイ・バーホー)
 

料金
前売券   ¥3,000
当日券   ¥3,500
学生    ¥2,000            
 

会場
STUDIO73
 

予約・お問い合わせ 
STUDIO73




次の堀越彰さん

ドラムの堀越彰さんが新たなユニットで京都・RAGにやって来る。
 「OBSESSION」

パートナーは御舩優子<piano>さん、
シャープで切れのあるタッチ、繊細な美しい音色とダイナミックな演奏で常に聴衆を虜にしているピアニスト。

バッハ、ラフマニノフ、ラヴェル、ヒナステラ、ピアソラ・・・
この二人がこれらの作曲家達の作品とどう向き合うのか〜想像すら出来ない!
しかしこの二人だからこそ〜ワクワクする。

2014年9月30日(火)
open18:00 start19:30
京都ライブスポットRAG




松浦祥子 Classic Live vol.001

松浦祥子さんがSTUDIO73にて「明日への歌」と題して、Classic Liveを開催する。
それにvol.001とあるからシリーズの幕開けだ。

広瀬量平「ただひたすらに」
武満徹「小さな部屋で」
十河陽一「無言館の明日」「絵具をください」「乾かぬ絵の具」
なかなか聴くことができないプログラムが並ぶ。

ピアノ伴奏は西村光世さん。
2014年10月3日 (金)opne18:30 start19:00






2014/08/29

GAIA CUATRO

大好きなGAIA CUATROがやって来る。
手元に届いたチラシの裏にヴァイオリニスト、平松加奈さんのメッセージがある。

 


2度STUDIO73にやって来たGAIA CUATRO。
高槻に滞在してリハーサルをしたこともあった。
あの日々のことを思い出すと幸せな気持ちになる。
本当に素敵な GAIA CUATRO



10月17日(金)西宮市プレラホールにて