2013/08/08

お精霊さん(おしょらいさん)

京都の人はお盆を迎える8月7日〜10日の間にご先祖の霊を迎えに「六道さん」を訪れる。
正式名は「六道珍皇寺」
京都東山区松原通東大路西入る
ここはあの世(冥界)とこの世の境界の地。


参道でまず高野槙を買い、水塔婆(木札)にご先祖さまの一人一人の戒名を書いて頂く。


そして「迎え鐘」を鳴らして霊を呼び寄せ

水塔婆を線香で浄め、
地蔵尊霊前にて水回向の後納めて置く。

そしてお精霊さんには16日の五山の送り火でまた冥土に帰って頂くのだ。


このお寺には昼は宮中、夜は閻魔様に仕えたという人、
小野篁(おののたかむら)の木像と閻魔大王の像が安置されている。
このお寺からこの世とあの世を行き来していたのだ。

閻魔大王のクリアファイルが売られていたのを見て、思わず買ってしまった・・・



2013/08/05

ゆらぎシリーズ「いつくしみ」を終えて

京都ならではの、はんなりとしたお箏や柳川三味線をたっぷりと聴かせてくれた伊藤志野さん
共演の菊央雄司さんの歌や箏や三絃の圧倒的な素晴らしさ

そしてざっくばらんな話しぶりで邦楽の楽しさを伝えて下さった久保田敏子先生

 若い志野さんならではの親しさ、楽しさが溢れていた

 リハーサル中の二人
 本番ではお話しを随時に盛り込みながら


これは砂で描かれた絵
テーマである「ゆらぎ 」をイメージして画家畑ゑり子さんが制作
志野さんを囲んでいるかのよう


 STUDIO73の玄関に飾られた絵の前で微笑む畑ゑり子さん