2013/07/28

作曲家 十河陽一さんが最優秀オリジナル音楽賞を受賞!

ワールドメディアフェスティバル2013「マジックウエーブ賞~最優秀オリジナル音楽賞~」受賞
A Scene of Architecture Ⅰ 「兵庫県 木の殿堂」
制作:藤原次郎 音楽:十河陽一 



十河陽一さんが受賞されたのは、世界的な総合メディアコンクールとして知られるワールドメディアフェスティヴァル2013(ドイツ)の、最優秀オリジナル音楽賞。
32カ国604作品(日本からは NHK制作のドキュメンタリーやMBS制作の「情熱大陸 二木あい」などの作品が参加)全てに付けられた音楽の中から唯一選ばれるという、大変名誉ある賞だ。
受賞作品の「ある建築の情景~兵庫県 木の殿堂~」は映像作家、藤原次郎さんが制作したもの。
建築家安藤忠雄さん設計の「兵庫県 木の殿堂(香美町村岡区)」をテーマにした約20分間の映像で、ナレーションはなく、建物周辺の自然を含めてその風景が作品に仕上げられている。
音楽は全て十河陽一さんが今回のために書き下ろしたオリジナル作品で、この音楽が評価され受賞となった。


そして記念イベントとして、この高槻に住む作曲家をもっと応援しようと市民レベルで実行委員会組織が立ち上がり、高槻市文化振興事業団の共催を得て、受賞映像の上映と十河陽一さんのオリジナル作品によるコンサートを2013年9月27日(金)午後7時より、高槻現代劇場中ホールにおいて開催することが決定。

昨夜2回目の実行委員会が開かれ、映像の試写が行われた。
そこには木の建物とそれを取り囲む自然の美しさが静かに映し出され、
自由にのびやかな音楽が流れている〜素晴らしい!
風景の中の音と十河さんの音楽以外なにもないことがこんなにも心地良いなんて・・・


試写会の後、9月27日のコンサートに向けて真剣に話し合いが持たれた。
いかにして我らが誇る作曲家の存在を広く知ってもらうかが大きな課題。

チラシが出来上がってきた。







2013/07/25

藤井眞吾さん



ギタリスト、藤井眞吾さんの京都アートステージ567でのコンサートシリーズは
7月27日で79回を数える。
毎月開催という大変なことをさらっと続ける藤井さんだが、
初めてSTUDIO73に来られたのは、
スペイン留学中に一時帰国されて、どこかでコンサートをとダンスリー・ルネサンス合奏団の仲間、
歌手の松井智恵さんに連れられて〜1986年のことだった。
そのギターの澄んだ音に魅せられて、以来何度来て頂いたことだろう・・・

その内藤井さんのマネージャーとしての仕事もするようになり、
随分いろいろな会場でのコンサートに同行した。
STUDIO73のプロデュース公演の最後の1年間に、
これまで深く関わった方々のコンサートを開催したが、
勿論藤井さんにも出演して頂いた。
心のこもった演奏に胸がいっぱいになったことを今もよく覚えている。

藤井さんは京都大学の学生だった頃からご自身でコンサートを企画されていたが、
こうして現在も地道に活動を続けられているのは、本当に素晴らしい。
 


2013/07/22

河野甲レザーワークの世界

行ってきました、阪急うめだ本店7階 美術画廊。


入り口にて迎えてくれたのは羽根のある美しい姿


そして画廊の中に入ると奥にいたのに圧倒的な存在で目に飛び込んで来たのが

う・わあ〜〜〜〜!
怖いのだけど釘付け!
しかし何度も見ていると、可愛いかも・・・?


(写真は河野甲さんの許可を頂いて撮影させて頂きました。
とても大きい、画廊の天井に届きそうなくらいですが、大きさを表現出来ませんでした。)

明日23日まで。





2013/07/09

河野甲さん



獣貝草虫の博物誌
河野甲レザーワークの世界
作歴30周年記念展

会場:阪急うめだ本店7階美術画廊
会期:2013年7月17日〜23日

皮革造形作家、河野甲さんの作歴30周年を記念する作品展の案内が届く。
その圧倒的な存在感、美しさに魅せられて作品を見続けている。
15年位前だったろうか、
今回と同じ会場にSTUDIO73に置いている燭台を作って下さった堀田節也氏の作品展に行った時、
隣の会場をふと覗いた瞬間その作品に見入られて、私にとっては初めての行動〜
その場で作品を購入したのだ。
現在も玄関でいつも私を迎えてくれている、縦笛を吹く人。





衝撃的な出会いがあってしばらくして、あるコンサート会場でばったり河野さんに会い、
音楽を愛していらっしゃることを知った。
その内STUDIO73にも足を運んで下さるようになり、
こうしておつきあいが続いている。
 
作品制作の場には音楽が流れているらしい〜


 

 

2013/07/08

伊藤志野さん

若い箏奏者、伊藤志野さんがゆらぎシリーズを始めます。
第一回目はSTUDIO73で。

箏ってどんな楽器?どんな音楽?
そんな初めて箏を見る、聴く子ども達にも箏の面白さを伝えたい!

第一回目のタイトルは「いつくしみ
実力・人気ナンバーワンの箏・三絃奏者の菊央雄司さんも一緒に、
そして、邦楽研究の第一人者、久保田敏子先生とお琴のいろいろなお話をします。
さあ、どんな楽しい話しが聞けるだろう〜

舞台美術は畑ゑり子さん
どんな意匠でSTUDIO73が彩られるのだろうか。

真夏8月4日(日)午後1時半開演
料金:前売り2000円 当日2500円 高校生以下無料

お待ちしています!

 
 

2013/07/01

雨のラーガを終えて

6月29日午後5時、静かに低い音でラーガが始まる。
雨のラーガにはいくつかの種類があるそうだが、
その中でも雨季の夜に演奏される代表的なラーガの一つ、「Miyan Malhar」。


シタールソロの悲しいまでの美しさ〜
微分音の不思議な美しさ

満員に近いお客さまが静かに聴き入る姿にも心打たれ、幸せな時間を過ごす。
後半の若いタブラ奏者、上坂朋也さんの楽しげな表情に思わずこちらも笑みがこぼれる。

20年を越えて聴き続けてきた井上憲司さんの渾身の演奏にSTUDIO73は深い感動に包まれた。


終わって、次の季節のラーガを聴きたいうお客さまの声に
秋にまた来ますと・・・