2012/10/28

重森三果さんの会

今年、八代目「新内志賀」を襲名された重森三果さんの新内を聴く。
会場は京都芸術センター大広間。
新内は哀切で官能的な節回しで、人間のこころをうたい語る浄瑠璃。

「恋娘昔八丈」
「不断櫻下総土産」
「大江山の酒呑童子」


 女の、夫婦の、そして親子の心模様を切々と語る重森さんの浄瑠璃に心奪われる。
思わず身を乗り出し、涙しながら聴き入る。


 雨の中、大賑わい



 静かに開演を待つ舞台